石坂泰三は、
1886(明治19年)東京で生まれ、第一生命、東芝の社長を経て、1956(昭和31年)第二代の経団連会長に就任(六期十二年)し、戦後のの日本経済を指導されその叱咤激励によって、当時の日本を導かれたと評されています。
将に、明治の人であり、気骨のある決断の人でありました。
10月8日(土)に法政大学イノベーション・マネジメント研究センター主催の公開講座で石坂泰三を取り上げ、「財界総理と呼ばれた経営者:石坂泰三(第一生命)」とし、彼の第一生命時代を中心とした経営につき発表いたしました。
詳細並びにYouTubeは次の通りです。よろしくお願いいたします。
https://riim.ws.hosei.ac.jp/news/202210175583.htm
開催報告 【2022年10月8日(土)】《オンライン》公開講座「Why(存在意義)からWhere(ビジョン)へ」(第1回)
企業経営の起点とは「企業は何故存在しているのか(パーパス)」という問いであり、経営構想力とは「企業はどこを目指すのか(ビジョン)」という「ありたい企業像」を示すことではないでしょうか。パーパスは「Why」、ビジョンは「Where」と置き換えることができるでしょう。現代社会が企業に対して求めているのは、「Why」を起点にして「Where」に至るロードマップを示すことなのです。
本講座ではパーパスを起点にビジネスを創造した企業家、創業者のパーパスを次世代に継承した企業家を取り上げます。企業を取り巻く環境は変化しますが、「Why(存在意義)からWhere(ビジョン)へ」という道筋は不変の要素といえるでしょう。講師はイノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」のメンバーが担当します。
当日は、長谷川直哉教授(人間環境学部、「企業家史研究会」代表)の司会のもと、岡靖弘氏(イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員)が「財界総理と呼ばれた経営者:石坂泰三(第一生命)」、片山郁夫氏(イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員)が「進取の精神・不撓不屈の企業家:早川徳次(シャープ)」、長谷川直哉教授が「パーパスの継承者:石田退三(トヨタ自動車)」について、それぞれ報告を行いました。第2回(11月12日(土))もオンラインによる開催の予定です。
※当日の模様をYouTubeで公開しています。
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代表 岡 靖 弘